無理

以前ブログに書いた

友達のSNちゃんと

21歳の男の子2人との

飲み会


土曜の夜に行って来た


飲み会の前に

彼に今回のこと話してみた


すると案の定


“若いエキス吸ってきなよ〜”と


ヤキモチ1つ妬かず

楽しんでる様子


“若いエキスは

先週たくさんもらったので

もうお腹いっぱい”と


先週の彼とのこと


“あの流血祭りねw”



実は

あの日以来

まだ出血が続いてる…


でも彼には言わない


心配かけたくないから



飲み会の間も

彼にLINEをする


“チャラい子達きたよ…”

“人妻の体が大好きなんだって”


“なんだよそれw”

“ファイト〜”


全然妬いてくれない


でも

LINEをすると

珍しく

すぐに既読がついて


少しは

気にしてくれてるのかな



飲み会は

ほんとに

つまらなかった


チャラすぎて

若すぎて

無理だった…


20歳そこそこの男の子


自分たちが

どれだけ遊んでるか

自慢したいお年頃


聞いてて

かなり引いてしまった


SNちゃんは

隣に座った男の子に

べったり寄り添い


必死すぎて


見てて

かわいそうになってしまった



終電ギリギリまで

引き止められてしまったけど

なんとか逃げ出せた


帰り道もずっと

彼にLINE


“全然楽しくなかったよ”

“私には若すぎてムリ”


彼から

“気持ちいいこと

してきたんじゃないの?”と

意地悪な言葉


あなた以外とは

できません


とは言えず



すごく声が

聞きたかったけど


断られるのは

わかってるから


LINEで我慢



もう

そんな若い子たちと

飲みに行くのは

やめよう


おばさんは

2日経った今でも

疲れが取れません…



今週末から

旦那がお盆休みに入る


私も

彼も

お盆休みは関係ない仕事


元々

会う約束なんて

してないけど



LINEの回数さえも

ますます

減ってしまいそう



しかも今週末

私は旦那と2人で

旅行に行く


まだ

彼には言ってない


言ったところで

妬いてくれるわけじゃないし



ほんとは

彼と旅行に行きたい


どこにも行かず


露天風呂のある部屋で


2人で

ゆったり

イチャイチャ


できたらな…


どんなに望んでも

絶対に

叶わない夢



もし私から

誘ったとしても


一言


“無理ーーー!”


で終わってしまうだろうな…

初の夜デート②

土曜の夜に

2人で飲んで

そのままホテルへ


これこそ

私にとっては

奇跡的なこと



1ヶ月前と同じ部屋に入り


いつものように

お風呂にお湯を溜める


彼が

“今日は飲んでるから

元気ないかもしれない”と

言ってきた



夜の休憩は3時間


あまり時間がない


バスルームに入り

私は自分の身体を先に洗い


彼の身体は

入念に洗ってあげると


彼はいつもどおり

元気になった


心配無用だった



バスルームを出て

ベッドへ直行する彼


そして


‘あれ…試したい’


あれ…


さっき飲んでた時に

LINEしてきた

マッサージのこと


うまくできるか

わからないけど…



裸で横たわる彼のもとへ行き


彼から送られてきたサイトを見ながら


彼が望んでいる部分を

優しく手で包んで

マッサージしてみる


普段は

あまり声を出さない彼


しばらくすると


‘気持ちいいよ…’と

囁いた


私は

我慢できなくなって


彼のものを

口に含んで

ゆっくり

舌を動かした



‘なんでそんなに上手なの…’


彼はいつもそう言ってくれる


‘これ以上はダメ…

すぐ出ちゃうよ’


そう言って

私の口から

外して


ゴムをつけて


‘上にきて’と

私を抱きかかえた


私は彼にまたがって

ゆっくりと

そして

段々激しく

動いてみる



‘そんなに動いちゃダメ’


私はやめない



いつもより

声を出して


彼は果てた


‘次は姐さんの番だよ’

そう言って

私の中に

指を入れてきた


すごく…

気持ちいいけど


なかなかいけない


すると

‘ねえ…今日生理だったの?’と

聞かれて

‘えっ…違うけど’と

起き上がってみると


シーツが赤く染まっていた



2週間前に

なったのに



激しく動きすぎて

傷ついちゃったのか



私は

果てることなく

終了した


彼が

果ててくれたから

私は満足だけど


彼は

しきりに謝ってきた


彼のせいではない



その後は

2人でテレビを見ていた


普段

家族と見ている番組


彼と見ているのが


ちょっと不思議な感じで


このまま

ずっと

2人でいられたら…と


叶わない願いだけど



そのうち

睡魔が襲ってきて


‘このまま寝ちゃいたいな…’と

言うと

‘起きたら一人ぼっちだよ’と

意地悪く言われた



彼との幸せな時間は

あっという間に過ぎる



時間ギリギリまでいて


部屋を出た



駅で彼に手を振って

お互い別々の

電車に乗る



現実に戻って行く



帰りの電車の中で

彼からのLINEを開く


“体大丈夫?”

“心配だよ”


いつも

体調が悪いって

LINEしても

ふざけたスタンプ1つで

済まされてしまうのに



すごく心配してくれてる



私もなんで出血したのか

わからなくて

少し不安だけど


それより

彼が心配してくれることが

嬉しかった



でも

次の日になれば

そんなこと

すっかり忘れられちゃうんだけど


それが

彼だから

初の夜デート①

水曜日に

奇跡的なことが起きて

自信が出てきた私


今なら

私の誘いに

乗ってくれそうな気がして


金曜日の朝

“明日の夜、出れそうだから

飲みに行きたいな”と

LINEしてみた


すると

“いいよ“と一言


やったーーーっ‼︎



土曜の夜に

2人きりで

初めてのデート



家族には

友達と飲みに行くと

ウソをつき


ウキウキしてるのが

バレないように

いつもどおりに

支度をして


彼と会う前に

マツエクに行った


終わって外に出ると

土砂降りの雨


びしょ濡れになりながら

駅に向かい

ホームで待ち合わせる


“どこに行く?”と聞くと

“こんな雨だから、近場にしようか”と

彼に言われ


“◯◯駅のあたりに行きたいな”と

提案した



そこは

いつも私達が行く

ホテルの最寄り駅


彼はしばらく黙って


“…いいよ”と

こたえた



飲みに行くだけの

つもりだったけど

彼を見たら


やっぱり

抱かれたいと思ってしまった



居酒屋に入り

乾杯をして

2人でたくさん話をした


話しながら

彼がLINEを送ってきた


“彼にやりたい!

◯丸マッサージの方法”




“これ、マスターしてよ”



酔ってるから

こんなLINEしてくるんだよね?



“◯丸マッサージして欲しいの?”


“…うん”



目の前にいるのに

LINEで会話


恥ずかしい…



2時間ほど飲んで

店を出た



“いつものところに行く?”と

聞くと


“土曜の夜だから

空いてないかもね”と

言いながら



土砂降りの雨の中


いつものところへ

向かった



部屋は空いていた



ちょうど1ヶ月ぶりに


私達は


1ヶ月前と同じ部屋で


身体を重ね合った