私の存在

昨日の夕方過ぎから

体調が悪くなり

夕飯を作って

寝てしまった


夜10時頃

目を覚まし

LINEを開くと

彼から


“終わったー”と

8時頃に送信されていた



夕方から

仕事だった彼


“仕事お疲れ様”と

送ると


“飲み会〜”

“疲れた〜”

“明日早いのに〜”と


酔って

ご機嫌な返信



昼間のLINEで

モヤモヤ

イライラの私



“お疲れ様でした”

“体調が悪いので寝ます”



すると

“うぇーい”と

ふざけたスタンプを

よこしてきた



ここで

既読スルーすれば良かったのに


つい

カーっとなって


“あなたらしい

ふざけたスタンプですね”

“おやすみなさい”と


送ってしまった



すぐに


“ごめんね”

“大丈夫?”

“大丈夫?”

“大丈夫?”



心配されてる気がしない



“明日早いんでしょ?”


彼は

夜中の3時に家を出て

遊びに行くと

言っていた



“寝ないで行くー”の

返信に



“その方がいいですね”

“私は寝ます”と

送って

もうスマホを

見るのをやめた



朝LINEを見たら



“寝かさないぞー”


“ごめん”


“大丈夫?”


“お大事に”



最後の

“お大事に”は

朝4時半に

送られていた



“おはよう”と

送ると


すぐ


1枚の写真が

送られてきた



山から朝日が

登ろうとしている

写真



“きれいだね”と

返信



少しだけ


心が和んだ



“眠いー”

“疲れたー”



もうこれは

彼の口ぐせ



一瞬

心が和んだけど

やっぱり

モヤモヤ



“楽しんできてね”と

送った



それから

既読スルー



一昨日からの彼


彼女の家にお泊まり


仕事


飲み会


遊び


充実してるな…



でも彼も

お盆休みもなく

ずっと

仕事頑張ってたから


たまには

羽根をのばしたいよね



まだまだ若い彼


彼の生活の中に

私の存在は

どれだけ入っているのだろう



関係が復活した時

彼が言った言葉


“この関係が

お互いの生活の

一部になるのは

ダメだからね”



その言葉に

納得したけど


やっぱり

寂しい



会いたい時だけ


やりたい時だけ


私の存在が

彼の中に

入りこめる



割り切らないと

続けられない



いつまでも

モヤモヤしてたら

ダメだ


明るくいかなきゃ


これからも

この関係を

続けるために