幸せな時間②
彼の身体は
私の火照った身体より
さらに熱かった
私は
彼の身体の
隅々まで
唇を這わせる
彼はあまり
声を出さない
たまに聞こえる
静かな吐息が
私を
さらに
熱くさせる
いつもは
私が上になるけど
昨日は
私を
仰向けに倒して
すぐに
中に入ってきた
‘今日は
中に出していい?’
こんなことを
言われたのは
初めてだった
すごく…
嬉しかったけど…
残念ながら
昨日は
ドンピシャの排卵日
‘今日はダメなの…’
‘ピル飲んでよ…’
前々から言われていたけど
私はピルは飲めない
年齢的なこともあるし
高血圧だし
彼には内緒だけど
喫煙もする
彼はゴムをつけて
入ってきた
‘まだいきたくない…’
そう言いながら
彼は
果てた
その後すぐ
私も
彼の指で…
終わった後
彼はいつも
すぐに
スマホのゲームを
やりだすけど
昨日は
2人でぼーっとして
少し眠った
私は普段
彼の前では寝ない
なぜなら
すごく
イビキをかくから
でも
寝てしまった
たぶん
イビキはかかなかったと思う
目が覚めて
2人で
買ってきたスイーツを食べた
そして
またベッドへ戻る
‘ずっと触ってて…’と
私の手を
その場所に置いた
彼は
いつもより
穏やかで
優しかった
手を動かして
しばらくすると
彼は
復活した
ゴムをつけて
今度は
彼を仰向けに倒して
上に乗る
長い時間
激しく動いたけど
お互い疲れてしまい
彼はゴムを外した
私は
彼のものを
口に入れた
どんどん
大きくなって
私はたまに
えづきながら
長い時間
口と舌を動かして
飲んだ
‘出していいよ’と言われたけど
もったいなくて
飲んだ
彼の彼女がしないこと
私が旦那にしないこと
彼は申し訳なさそうにしながらも
喜んでくれて
私も
優越感に浸れる
時計を見ると
6時近かった
慌てて服を着て
最後に
ハグをして
部屋を出た
別れ話は
出なかった
いつも
帰り際に
私が
‘またね…’と言うと
彼は
‘もう無いよ’と言う
だから
その言葉は
言わなかった
彼は
これが最後だと
思ってるかもしれない
でも
何も言わなかった
夜寝る前に
“今日は会えて嬉しかった”
“ほんとにありがとう”
“明日からしばらく頑張れそうです”と
LINEして
すぐに寝てしまった
朝
“こちらこそ”
“スッキリしました”と
彼から返信
“私もスッキリしました”と
返した
幸せな時間だった
でもこれから
彼はしばらく
冷たくなる
いつものことだから
慣れてるけど…
長々と
生々しいことを書いてしまい
気分を害された方
すみません…
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